photo by Takayuki Akashi and nicogusa
初めまして。
この度、たくさんのご縁をいただきまして
「お茶菓子+手しごと 和草(にこぐさ)」
という屋号にてお店を始めることとなりました。
福智山の麓、直方市の上頓野にあります古民家
「なかむらさんち」をお借りしています。
地元で採れたもの、真心のこもった作り手さんの安心・安全な素材を使わせていただき、大好きなお茶菓子を作る。そう「恵まれた素材ありき」です。
自然に寄り添い、本来の味を引き出し、旬のエネルギーをたっぷり盛り込んで。
ちょっとした季節感や日本の習わしを感じながら、お茶のおともにしていただけると嬉しいです。
ひとつ、ひとつに心をこめて・・・・。
竹藪のなかの「なかむらさんち」では 澄んだ空気、静寂、山の涌き水。自然の恵みをたっぷりと受けながら、時間がゆっくりと流れます。
「暮らし」のこと「食べる」こと「からだ」のこと、ご縁のあった方と繋がっていく そんな空間になれたらと思っています。
おいしいお茶とお菓子をご用意してお待ちしております。
商い日:土日月曜日 (不定期)
13:00~17:30
その他催しの日
(イベントへの参加などが多いためご確認して
からおいで下さいますよう。)
問い合わせ・お申し込み:石米(いしよね)
2011年3月吉日
お茶菓子+手しごと 「和草(にこぐさ)」
石米温代
和草(にこぐさ)の名前の由来
和菓子を作り始めた頃は、「あんの隠れ家」という屋号でした。
この名前もいろんな 思い入れがありかわいがっていただきました。
ありがとうございます。
でも今回のおーぷんで心機一転
「和草(にこぐさ)」
という屋号にして始めることにしました。
「和草(にこぐさ)」とは、若い草、柔らかい草等の意味があり、新芽の勢いのある純粋な息吹をあらわす言葉。どんなにちいさな草でも、新芽には「生命」の力強さと「愛おしさ」を感じます。
使わせていただく素材ひとつひとつが、
いのちを与えてくれる、そんな愛おしい「和草」のお茶菓子をつくりたいと命名しました。
小豆・手亡豆・・・無肥料自然栽培のお豆たち。 自然のなかで力強く育った豆は、あくも少なく、あんこにするのが、「もったいない」と思ってしまうほど。豆そのものが、ほんとにおいしい!
お砂糖・・・種子島産の双目糖を使用。あんこも大福も全て精製されていない双目糖や奄美の黒糖、てんさい糖などでつくるのでやさしい甘さです。
最中種・・・岡山の自然栽培餅米を原料に福岡県の最中種の職人さんが焼いてくださる。さくさく、香ばしい最中種です。
米粉、餅粉、白玉粉・・・
福島園(福岡県)の農薬・化学肥料を使用していない米や古代米の緑米で昔ながらの製法で作った米粉(上新粉)や餅粉を使っています。
岡山の蒜山耕藝さんの自然栽培大豆で作られた黄粉。
大豆の甘味とその香りの深さに驚きました。
その他に、地元の旬の野菜や果物を使わせていただき
その季節ごとのお菓子や保存食を作るのが、たのしみです。
大切に使わせていただきます。